こちら、岩手県立大学菅原研究室内の卒業研究――議事録記入・参照業務支援システムと題しまして研究を行っております、安藤のブログになります。JSPで開発を進めております。
ブログそのものは随分前に作成してはいたのですが、書き込むのは本日が初めてになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
かしこまった形で始めてしまいましたが、基本はゆるい調子で一歩一歩、進捗内容やその日感じたことなどを雑記または忘備録として記していきたいと思います。
安藤は基本、物事はシンプルであればあるほどよいと考える性質ですので、必然的にこのブログも簡素な形になっていくと思いますが、書き続ければいつかは卒研山脈の踏破を図るいち学徒のドキュメンタリー的記録になる(はず)と思いますので、お付き合いいただければ幸いです。
さて、今日の進捗のお話ですが、メールサーバにしてやられました。
不勉強なことに、メールサーバが動きさえすればメールを送ることも容易と思っておりました。
安藤は以前、JamesというApacheグループが開発したメールサーバをインストールしまして、メールサーバを動かすまで、ノートン・インターネットセキュリティを切ったり、プロセスを殺したり、ポートを変えてみたりと四苦八苦し、それでも動かなかったので挙句の果てに先生に泣きつくという頭の悪いことをしておりました。
九月に入ったということで、そろそろ後がなくなってきたことも自覚しつつメールを送るためのコードを記述していたのですが、参考書の通りにコードを書いても動かず、どうやらメールサーバがきな臭いということに突き当たりまして、先ほどまでJamesと格闘しておりました。
調べて判ったのはJamesでは、ユーザのアカウントの管理を行うroot権限で、メールを送受信するユーザを作成する必要があるとのこと。(どんなメールサーバでも同じでしょうが……)
早速ユーザーを一つ作り、Outlookからlocalhostへメールの送信テストを繰り返すのですが、これがうまく行かずに一晩悩む羽目になりました。
結論を言ってしまいますと、文字ずれが問題だったようです。
Jamesを起動すると、remotemanagerという管理ツールが4555ポート(デフォルト設定)に入ります。
これにtelnetでアクセスして、ユーザの作成や削除を行うのですが、アクセス中はBackSpaceによる削除ができなくなるようなのです。つまり、コマンドを打ち間違えたとき訂正がきかないということ。(おとなしく間違ったまま打ち込んで新規に打ちなおせということらしいです。アバウトだこの野郎)
しかし傍目にはきちんと修正されているように見えるというこの矛盾。
安藤はユーザ名を入力するとき、potter(実物は異なります)と入力しようとして、つづりを間違えてBackSpaceで修正をかけ、それをそのままユーザ名に使っていました。
もちろんそのユーザ宛に送信テストを何度も繰り返していたのですが、エラーばかりが出て一向にうまく行きません。
ですがユーザー登録時に間違いがあったなどと思い当たることもなく、結局朝まで別のところを叩きに叩いておりました。
灯台モトクロス下暗し。
落ち着いてコマンドリファレンスを見て、remotemangerにユーザの名前を問い合わせてみたら、見事にpotterrと帰ってきましたとさ。めでたくなしめでたくなし。
こんなゆるい進捗報告でいいんでしょうか。よくないか。
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